「日本酒に興味あるけど、どこから勉強すればよいの?」
「日本酒に詳しくなって語れるようになりたい。」
「流行りに乗って日本酒について基礎を知っておきたい。」
交流の場「飲み会」には必ず「お酒」がつきものです。
ビールから始まりサワー、酎ハイと並んで「日本酒」を呑む若者(特に女性)が増えているようです。
株式会社クロス・マーケティングが実施した「飲酒・日本酒に関する調査」では「日本酒の飲用率は全体の約6割。今は飲んでいなくても、今後日本酒を飲んでみたい20代女性は約4割」の調査結果が出ています。
画像引用元:株式会社クロス・マーケティング
「お酒はビールだけで十分。」という男らしさや「カルアミルク大好き。」という子供っぽさも良いですが、さりげなく日本酒について語れる大人の魅力を出してみるのはいかがでしょうか?
そこで、今回は日本酒初心者向けに「日本酒について語るなら知っておくべき気3つのうんちく」について紹介します。語らなくても知っておくだけでも「日本酒」を飲む楽しみが増えますよ。
1.日本酒は何でできている?
日本酒は「お米」と「米麹」と「お水」でできています。
香りや味、保存のために「醸造アルコール」を加える日本酒もあります。
あまり聞きなれない「米麹」「醸造アルコール」についても軽く説明しておきます。
米麹とは
コウジカビという菌を繁殖させたお米。
菌は菌でも人間の身体に良い菌です。お米と混ぜて温めると発酵して甘みとうまみが増します。
醸造アルコールとは
アルコール分。
「すっきりとした味わい」「香りにの引き立て」「保存効果」の日本酒を調整するために添加します。
入れると「米だけでつくったお酒」とは言えなくなります。
醸造アルコールが入るのが悪いわけではないのですが、「米だけのお酒」にこだわる人は避ける傾向にあります。
2.日本酒の種類はどれだけあるの?
日本酒の種類は大きく分けてこちらの「8種類」です。
- 純米大吟醸
- 純米吟醸
- 純米酒
- 大吟醸酒
- 吟醸酒
- 本醸造酒
- (特別純米酒)
- (特別本醸造酒)
結構種類はありますが「お米をどれだけ削ったのか?」「水だけでつくったか?」の2点だけ押さえておけば大丈夫です。
違い1.お米をどれだけ削ったのか?「吟醸」「大吟醸」の違い。
やや強引ですが、「吟醸」「大吟醸」とはどのくらい削られたお米を使用したかです。
削られ残ったお米の割合によって日本酒の種類が変わります。
削られて残ったお米の割合を「精米歩合」と言いい、精米歩合が60%ならお米の40%が削られ残りの60%が日本酒に使用されたことになります。
削れば削るほど雑味がなくなり良い香りの日本酒が出来上がるんですね。
精米歩合はビン後ろに記載されています。
そして精米歩合ごとの日本酒の種類がかわります。
- 精米歩合が70%以下なら「本醸造」「純米酒」
- 精米歩合が60%以下なら「吟醸」「純米吟醸」
- 精米歩合が50%以下なら「大吟醸」「純米大吟醸」
「大吟醸」「吟醸」をさきほどの日本酒種類に当てはめると
- 純米大吟醸 →精米歩合50%以下!
- 純米吟醸 →精米歩合60%以下!
- 純米酒 →精米歩合70%以下!
- 大吟醸酒 →精米歩合50%以下!
- 吟醸酒 →精米歩合60%以下!
- 本醸造酒 →精米歩合70%以下!
- (特別純米酒)
- (特別本醸造酒)
「特別」が付いている日本酒ですが「メーカー独自のこだわりを持って造ったお酒」という意味になります。蔵ごとに基準がことなるので、「なんか特別な方法でつくってるんだなぁ。」ぐらいでOKです。
違い2.水だけでつくったか?「純米」ありなしの違い。
お米と米麹、お水だけで造られた日本酒は「純米」となります。
「日本酒は何でできている?」で説明しましたが、調整用に「醸造アルコール」を添加してしまうと「純米」でなくなります。分かりやすいですね。
まとめるとこういうことになります。
- 純米大吟醸 →精米歩合50%以下!水だけ!
- 純米吟醸 →精米歩合60%以下!水だけ!
- 純米酒 →精米歩合70%以下!水だけ!
- 大吟醸酒 →精米歩合50%以下!
- 吟醸酒 →精米歩合60%以下!
- 本醸造酒 →精米歩合70%以下!
- (特別純米酒)水だけ!→蔵独自の製法
- (特別本醸造酒)→蔵独自の製法
図で分かりやすくまとめてくれいますので、参考にしてみて下さい。
画像引用元:日本伝統文化スタイル
たとえば「純米大吟醸」はお米を50%以上も削り水だけで造られた日本酒ということになります。フルーティーで甘い香り、スッキリした味わいです。手間がかかる分金額も高めです。
3.日本酒の味はどう違うの?
日本酒ビンの後ろに記載されている「日本酒度」「酸度」で分かります。
ただ、掲載されていないビンも多いです。
では「日本酒度」と「酸度」ってどういう意味でしょうか。
日本酒度とは
日本酒の甘口と辛口を見分ける指標です。
マイナスになるほど甘口でプラスになれば辛口になります。
画像引用元:安井商店オリジナル清酒「勝馬」
酸度とは
日本酒に含まれる酸の量です。
酸度が高いほど「辛く」低ければ「甘く」感じます。
日本酒度と酸度の数値が分かればこちらの表で大まかな味わいが分かります。
ただ居酒屋など飲みの席ではビンは見れないし、見た後で「これは辛口だな。」といったところであまりスマートではありません。
ここは実際に経験しながら「甘口」「辛口」「淡麗」「芳醇」の味覚の違いを押さえておきましょう。
「甘口」と「辛口」の違い
実は結構違いは微妙だったりします。甘味はどれも感じるはずです。
飲み口が濃く甘みを感じるのが甘口で、さっぱりしてアルコールっぽい感じがするのが辛口です。
「淡麗」「芳醇」の違い
口当たりがさっぱりしていて飲みやすいのが「淡麗」で、その逆の濃厚でこってりしているのが「芳醇」になります。
まとめ
最後におさらいです。ポイントはこの3つです。
- お米と米麹と水だけで造った日本酒は「純米」といいう。
- 「精米歩合」の割合によって「吟醸(60%以下)」「大吟醸(50%以下)」という。
- 「日本酒度」が高いほど辛い。マイナスになれば甘い。
基礎中の基礎ではありますが日本酒のうんちくは語れるようになれたと思います。
次のステップとして自分が美味しいと思うオススメの日本酒を探してみるのも楽しいですよ。旅行ついで酒屋や居酒屋のお酒をチェックしてみましょう!
お米は・・・
今回のテーマは「すぐ語れる日本酒」についてです。